ご先祖様調査に旧土地台帳を活用しよう!
戸籍謄本で得られる情報以上にご先祖様を調査するにあたり旧土地台帳を取得いたしますと、とても多くの情報が得られることがあります。
最古の戸籍まで廃棄されること無く取得できた場合には旧土地台帳から戸籍以上のご先祖様が判明することはほとんどありませんが、古い戸籍が廃棄されていた場合などでは戸籍から判明したご先祖様以上のことが判明することもございます。さらに旧土地台帳は、ご先祖様の当時の暮らしぶりを知る上でも貴重な資料となりうることもございます。
ひとつの村すべての旧土地台帳を閲覧することが出来れば、ご先祖様が農家であった場合にはどれくらいの規模の耕作地を所有していらしたのかがわかることもあります。
戸籍からは屋敷番号しかわからない場合には、上記の写真のように郡村宅地や宅地」いった地目を探し当てることにより旧土地台帳を参考にしてかつての居住地を特定することが出来ることもあります。
ご先祖様の墓地がどこにあるのかは、地域の風習などにより異なります。菩提寺内にお墓が存在することもあれば、村の共同墓地、山間の見晴らしの良い畑の中、本家の住居の敷地内など、実に様々です。
旧土地台帳から墓地という地目を見つけることにより、かつての村の共同墓地なども特定できることがございます。