名字の切れ目
古い戸籍を取り扱っていますと、名字の切れ目がどこにあるか?、で悩んでしまうことがあります。
たとえば、 「○○県○○市○○町大字坂戸井田五右衛門二女」と記載があったとき、 大字が「坂戸」で、名字が「井田」?それとも大字が「坂」で、名字が「戸井田」?などです。
他にも、「小田島太郎四女入籍」と記載があったとき、
「小田」が名字で「島太郎」が名前?
それとも
「小田島」が名字で、「太郎」が名前?
などがあったりします。
戸籍の他の記載を確認してみてわかる場合もあれば、戸籍を見るだけでは全くわからないこともあります。
地名と名字との境目がわからない場合には、現在のその地域の地名を探してみるとヒントが得られることがあります。
名前の境目がわからない場合には、その地域の名字分布を調べたりしますとヒントが得られます。
また、役所の戸籍担当者にご相談してみるのもよろしいかと思います。