国会図書館デジタル化資料が図書館で閲覧できます

家系図作成と先祖調査という仕事柄、国会図書館へは文献資料閲覧のためにちょくちょく出かけております。国会図書館には開架(書棚に置いてあり自由に手にして見ることができる状態)になっている書籍はほんのごくわずかしなく、ほとんどは書庫に収蔵されています。

近年、国会図書館では書籍のデジタル化作業が進められており、デジタル化がなされていると、書庫から書籍を出してもらうのではなく図書館内のパソコンから閲覧することが出来ます。書庫から書籍を出してもらうには冊数に制限がありますし、混雑時には1回あたり30分程度かかることもあります。

デジタル化されている資料の内、著作権が切れていたり承諾が得られているものは、インターネット上の国会図書館デジタルコレクションのサイトからも閲覧することが出来ます。しかし、インターネット上から見られる書籍は全てではなく、デジタル化されていてもインターネット上に公開されていないものは原則として実際に国会図書館へと足を運ばなければなりません。

でがす、今では全国各地の公共図書館内からも閲覧できるサービスが始まっており、ここ最近はその図書館の数も増えているようです。

厚木図書館

神奈川県厚木市の図書館でもようやく国会図書館デジタル化資料が閲覧できるようになりました。

近々国会図書館へと閲覧しに行きたいと思っていた郷土誌が幸いにもデジタル化されており、これですぐに閲覧しに行くことができます。ご依頼いただいているご先祖様調査や文献調査にかなり役立つ便利なサービスとなりました。

国会図書館デジタル化資料が全国のどこの図書館で閲覧できるかは、下記からご確認いただくことが出来ます。
図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧

また、見たい書籍がデジタル化されているかどうかは、下記から検索して確認していただくことが出来ます。
国会図書館デジタルコレクション

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