「図書館文献調査」カテゴリーアーカイブ

東京都立図書館

本日は東京都立図書館に行ってきました。

東京都立図書館

文献調査は主に国立国会図書館へと出かけることが多いですが、都立図書館に所蔵されている書籍があるときはこちらに行くこともあります。

 

ここにはたくさんの全国の郷土史があります。
国立図書館ほどの蔵書ではありませんが、都立図書館は開架になっている郷土誌が多いのが一番の魅力です。
国立図書館はほとんどの書籍が書庫に入っており、実際に閲覧できるまでには10分から30分ほど待たなくてはなりませんが、都立図書館では気になった書籍に次々と目を通すことができます。

 

とある地方の庄屋に関する一覧表を入手してきました。

別件の調査で何気なく郷土誌を見ていたところ、戸籍では廃棄されてさかのぼれなかったご先祖様がなんと三代も一気に判明
久々に大きな収穫となりました。

 

文献調査も現地調査も、費やす時間の半分以上は空回りです。
あきらめの悪さと粘り強さが、文献調査と現地調査にはなんと言っても大事であると思います。

 

 

 

住居表示と地番

先日も国会図書館に出かけてきました。

 

国会図書館

ここは4階に地図室という場所があり、そこでは全国のゼンリンマップを閲覧したりコピーをとることができます。
ご先祖様調査に関し旧土地台帳や旧公図などと照らし合わせるために、地図室はよく利用します。

この日も住宅地図をコピーしたものの、住居表示が実施されているとは知らずに住宅地図のみ取得。
しかし後日、地番も簡単にわかりこれで登記簿謄本をさかのぼっていくことができます。

 

 

古文書

一口に住所と言っても、必ずしも土地の地番とは同一では無い場合があります。

ざっくりとした説明になりますが、地番は国がふった土地の番号です。地方ではその地番が住所となっていることがほとんどですが、都市部や新興住宅地では市町村役場が建物ごとにふった住居表示という番号が住所となっていることが多いです。

そのため、住所だけわかっていても土地の登記簿謄本が取れないこともあるので、地番を調べる必要があります。

ブルーマップというもので調べたり、住居表示の新旧対照表を見たり、市区町村役場に問い合わせて見るとわかります。

先の例では住居表示が実施されたばかりでまだブルーマップが発行されておらず、「ブルーマップが存在しない=住居表示が実施されていない」と早とちりしてしまいました。

ご先祖様調査に国会図書館を活用しよう!

もし国立国会図書館のお近くにお住まいでしたら、戸籍による先祖調査の次に国会図書館での調査でもご先祖様についていろいろな資料が入手できることがあります。

国会図書館の調査で戸籍以上のご先祖様をさかのぼることは、ご先祖様が先祖代々続く旧家であったり士族名簿が残っている場合などの限られた場合にしか判明しませんが、ご先祖様により想いを馳せるための資料でしたら取得することが出来ます。

全系統家系図作りがおもしろい

先日、県立の図書館で借りてきた書籍や国会図書館でコピーしてきた資料を閲覧調査しております。

国会図書館文献資料

全系統家系図をご依頼いただいたこともあり、 戸籍では全ての系統でほぼ江戸末期出生のご先祖様までさかのぼることが出来ました。

文献調査はご依頼人様のご先祖様のうちのA家のみだったのですが、士族であったA家のご先祖様の資料である侍帳や分限帳などを集めるうちに、同じ資料からご依頼人様の別の系統であるB家やC家のことなど、A家のこと以外にもいろいろなことが一緒に判明してきました。
今回はご先祖様が同じ藩に所属していた士族であったため、調査する資料が同一であったからです。

このような例は過去にも多々あり、父方のご先祖様の文献調査をしていたら母方のことも文献に出ていたことや、父方と母方に共通のご先祖様がいたことが判明した、ということもございました。

人の移動が制限されていた江戸時代では、近隣の村々で婚姻する方々が多かったようです。
多くのかたが一番知りたいの同じ名字の父方ご先祖様であると思いますが、すべてのご先祖様をさかのぼる全系統家系図がやはり一番のお勧めです。

 

 

 

国立公文書館

国立公文書館サイト
http://www.archives.go.jp/

 

国立公文書館にはご先祖様調査に役立つ、実に様々な資料が保管されています。

デジタル化されている資料も多数あり、実際に赴かなくともパソコン上から閲覧出来る歴史資料なども多数あります。

先日見つけた城下絵図を、今週はじっくりと閲覧したいと思っています。

忍之者のは、これいかに?

忍者

1600年代中頃のとある藩の分限帳です。

 

こういった分限帳などの記録も郷土史に記載されていることがありますので、国会図書館における文献調査で資料を収集することができます。
当時のものを写真に撮っただけのものや、今回のように現代の文字に打ち直して見やすくなっているものもあります。

今回、この記録の中で「忍之者 ○○ ○右エ門」という記載をみつけました。
「忍之者」とは、もしかしたら忍者でしょうか。
忍者も名前をあかして良いものだったんですね。

 

小さい頃に忍者ハットリ君を見て育った私としては、「ご先祖様が忍之者」には何だかあこがれてしまいます。

 

 

 

姓氏・家系の調べ方

姓氏・家系を調べるにあたり、参考となるべき書籍はたくさんあります。国会図書館のHP内にも書籍を紹介しているページがございましたのでご紹介いたします。

国会図書館HP内の姓氏家系調べ方案内のページ
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-101070.php

 

当事務所では戸籍調査の他にも国会図書館などでの文献調査ご先祖様徹底調査なども承っております。
戸籍以上にご先祖様をさかのぼりたいかた、ご先祖様をもっと身近に感じたいかた、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

国会図書館調査の事前準備

国会図書館などへと文献調査に出かける前には、事前に入念な準備をしておくことで当日の調査がスムーズになります。

 

様々な準備が必要になりますが、なかでも欠かせないので市町村合併の経緯です。
戸籍をたどってご先祖様の最古の本籍地が判明したら、その本籍地市町村の合併経緯を調べます。
国会図書館などで郷土誌を調べる際に必要となる情報です。

合併は一度ではなく数回行われていることもありますので、明治から現在までにいつどのような合併が行われたかを調べます。
合併に際して所属する県がかわっていることもあります。

合併経緯を調べるにあたってはウィキペディアがとても参考になります。
市町村の名前や地名などから出来る限り多くの情報を検索し、合併の経緯を把握するようにします。

また、戸籍を取り寄せた市町村役場に聞いてみるのもよろしいかと思います。

 

国会図書館 人文総合情報室

国会図書館人文総合情報室では地名に関する辞典を調べることが出来ます。

なかでも角川書店の地名辞典がとても参考になります。
地名の由来も分かる場合があり、その地区や市町村の概要を知る上でもとても役立ちます。

ご先祖様に想いをはせるとても良い資料になると思います。

ご先祖様が住んでいた地域のみならず、ご自身がこれまでに住んだことのある場所の地名も検索してみるのも面白いかも知れません。

国会図書館に限らずとも市町村立の大きな図書館でも全国の地名辞典が蔵書されていることが多いです。

 

 

 

 

国会図書館の地図室

国会図書館には地図室という場所があり、そこでは現在刊行されている全国の住宅地図を閲覧したりコピーをとることが出来ます。
「市」や「区」のものは地図室書棚にありますが、「町」や「村」のものは書庫に保管されているので閲覧をする場合には申請をして出していただく必要があります。
図書館と言えば大量の書籍のほとんどが書棚にあり、ごく一部の書籍だけが書庫に保管されていると思います。しかし国会図書館の場合には、ほとんどの書籍が書庫に保管されています。

 

戸籍をさかのぼっていくと、ご先祖様の本籍地を知ることが出来ます。古い戸籍の本籍地と、現在の住宅地図とを照らしあわせてご先祖様に想いを馳せてみるのも大変興味深いものです。

 

市町村合併を経ていても、古い戸籍の本籍地番が現在の番地と一致していることもありますが、古い戸籍では本籍地が「○○番屋敷」と記載されていることもあり、その場合には現在の住所や地番と異なります。
「○○番屋敷」と「○○番地」が戸籍に併記されていることもございます。

また、住居表示が実施されていたり町名地番変更がされていると、現在の住宅地図を見ただけでは、古い本籍地が現在のどの場所になるかは分かりません。
おおよその場所しか分かりませんので、住居表示と地番の対照表やブルーマップでの確認、役所への問い合わせなどが必要となります。それでもおおよその場所しか分からないこともあります。

しかし、おおよその場所が確認出来るだけでも、後日、ご先祖様が暮らしていた地域を訪れる際の資料として活用していただくことも出来ると思います。

 

私の母方の先祖は四国から北海道へと渡り、私の母は神奈川へと移り住んできました。 私の母は「父親(私から見て祖父)が幼少期を過ごした四国へと一度足を運んでみたい」と言っていたことがあります。
まだその願いは叶えてあげられていませんが、いつの日か母方先祖ゆかりの地である四国を案内してあげたいなと思っています。

 

 

当事務所では国会図書館における文献調査もお引き受けいたしております。ちょっとした地図資料収集のご依頼や本格的な文献調査まで、お気軽にご相談ください。
これから戸籍収集をご依頼いただくかたはもちろんのこと、ご自身で戸籍を集められたかたや他社様で戸籍収集済のかたであってもご依頼をお引き受けいたします。

詳細は国会図書館文献調査ご案内のページをご覧ください。