戸籍が紛失した事案の続きです。
戸籍再製に代わる方法として私が考えた方法は、「戸籍受付帳」と「戸籍に関する届出書」のコピーを入手する方法でした。
前回までのお話しをまとめますと、
・役所で古い戸籍が見あたらない
・保存期間が150年に伸長される以前に、除籍後80年が経過
・法務局にも副本が保存されていない
という案件でした。
古い戸籍が役所で紛失していたお話しの続きです。
役所のご担当者が法務局と相談し、古い戸籍を再製していただけることになったと連絡がありました。
これで一安心かと思いきや、よくよくお話しを聞いてみると、紛失した戸籍と全く同じ戸籍は法務局にもないとのこと。
前回、データ化された古い戸籍が見つからず紙ベースの古い戸籍を役所で探していただいていると書きました。
見つかることを願いつつ役所からの連絡を待っていたのですが、その結果は…。
平成になってから改製された戸籍(通称:平成6年式戸籍)はコンピュータ内のデータとして管理されていますが、それ以前の古い時代のものは紙の戸籍用紙が使われていました。
古い戸籍を申請するにあたっては、役所の戸籍担当のかたがその当時の紙ベースの戸籍を簿冊からだしてきてコピーをし、そこに役所の認証印を押印して発行するのがこれまでの通常のやりかたでした。
これまでのと書きましたが現在でもこのやり方をしている役所もございます。