先祖調査のため九州へ

アメリカに住む日系人の方からのご依頼で家紋調査と先祖に関する史料収集のため宮崎県＆鹿児島県へと行って参りました。
飛行機が苦手なのですが今回は珍しく飛行機にて出張。

日系人の方からの戸籍収集のご依頼においては、日本国籍を有していた最後の先祖（たとえば父や祖父）の本籍地等をご存じであるかどうかが大きなポイントになります。今回はご依頼者様がアメリカ移住なさった時期の先祖の戸籍を持っていらしたため、それをもとにさかのぼることができました。

その後、幸いにも現行法上取得できる最古のものまで取得できました。また、旧土地台帳からも先祖がかつて暮らしていた場所も特定することができました。しかしながらその場所はすでに売却されており、周辺にも同姓の方はもう住んでいないことがわかりました。ご依頼者様の先祖がかつて暮らしていた場所に現在お住まいの方や、近くの寺院の管理者様とも連絡を取ることができ、付近にいくつかの共同墓地やすでに管理されていない古いお墓のことなども教えていただきました。今回の出張ではこれらの共同墓地全てを見てくることが主な調査です。

念のため少し離れた場所にある同姓のかたとも連絡を取っており、ご自宅近くのお墓の家紋を見させていただける了解も事前にいただいておりました。