家系図作成に役立つ小倉藩士の調べ方

先祖が小倉藩士であったと伝え聞いてはいるものの、その史料をお持ちでないというかたも多いと思います。小倉藩士について、家系図作りに役立つ分限帳や侍帳といった家臣団の名簿などが掲載されている資料をご紹介いたします。

小倉藩とは

小倉藩は江戸時代に豊前国企救郡を領有した藩。幕末から明治維新にかけては香春藩、のちに豊津藩となりました。藩庁は小倉城（福岡県北九州市小倉北区）に置かれました。
藩主：細川家→小笠原家

「豊前叢書 第5巻」

著者：豊前叢書刊行会 編　　　出版年：1981.5　　　国会図書館等所蔵

下記の分限帳等が掲載されています。
・「小倉分限以旧勲武功定次」（天明7年の分限帳）
・「天保十二年御家中知行高控写」
・「慶応二丙寅際知行帳」
国会図書館デジタルコレクションで公開されています。

「小笠原藩侍帳」

著者：小倉藩史研究会　編　　　出版年：1994.9　　　国会図書館等所蔵

「諸士由緒」

出版者：福岡県文化会館　　　出版年：1971　　　福岡県立図書館所蔵

「福岡県史資料 第九輯」

著者：福岡県　編　　　出版年：1938　　　国会図書館等所蔵
「慶應2年小倉藩知行帳」が掲載されています。
国会図書館デジタルコレクションで公開されています。

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