伊予松山藩士の調べ方

先祖が伊予松山藩士であったと伝え聞いてはいるものの、その資料をお持ちでないというかたも多いと思います。伊予松山藩士について、家系図作りに役立つ分限帳や侍帳といった家臣団の名簿などが掲載されている資料をご紹介いたします。

伊予松山藩とは

伊予松山藩は、江戸時代に伊予国松山地方を領有した藩。藩庁は松山城(愛媛県松山市)に置かれました。
藩主:加藤家→蒲生家→松平家

「松山藩役録」

著者:伊予史談会 編  出版年:1989.7
国会図書館等に所蔵されています。

下記の分限帳が掲載されています。
・乾光院殿御治世支配帳 明暦4年(1658年)
・懐中便覧松山役録   宝永元年(1704年)
・松山分限録      寛政元年(1789年)
・松山俸禄       文化5年(1808年)
・松山古今役録     文化12年(1815年ごろ)
・松山暦俸略記     弘化年間(1844-1847)
・松山武鑑       嘉永5年(1852年)
・幕末松山藩御役録   安政6年(1859年)

「松山市史料集 第3巻」

著者:松山市史料集編集委員会 編  出版年:1986.4
下記の分限帳が掲載されています。
・「松山武鑑」嘉永5(1852)年
・「松山歴俸略記」正徳5(1715)年
・「松山古今役録」文化5(1808)年
・「松山分限録」寛政6(1794)年
・「万治元戊戌支配帳」
・「松山御役録」安政5~6(1858~1859)年頃
・「伊予松山藩大小姓以上役録」天保3(1832)年

「松山市史料集 第3巻」は国会図書館にも所蔵されており、図書館送信サービス対応書籍ですので、お近くの対応図書館でも閲覧することが可能です。

「愛媛県史 資料編 近世上」

著者:愛媛県史編さん委員会 編  出版年:1984
「松山藩分限録」寛政4(1792)年頃、寛政13(1801)年写を収録。

「愛媛県史 資料編 近世上」」は国会図書館にも所蔵されており、図書館送信サービス対応書籍ですので、お近くの対応図書館でも閲覧することが可能です。

「松府御役録[天保11(1840)年]」

愛媛県立図書館所蔵

「卒調帳(旧松山藩)」

明治7(1874)年 2冊
愛媛県立図書館所蔵

「元卒禄高帳(旧松山・今治県)」

明治7(1874)年
愛媛県立図書館所蔵

「禄高帳(旧八藩)」

明治6(1873)年 4冊
愛媛県立図書館所蔵

「蒲生家譜」

塩崎卒心写 書写年不明
愛媛県立図書館所蔵

「松山叢談 第四(予陽叢書第七巻)」

予陽叢書刊行会発行  出版年:1936年
国会図書館等に所蔵されています。

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