手書きで家系図を書くためのテンプレートを作ってみました。
パソコンで作る場合には家系図作成専用ソフトなどもありますが、家系図はそもそも各家ごとに記載する人数も異なりますし、父方だけを作りたいかたもいれば、すべてのご先祖様を記載したいかたもいらっしゃいます。また、いとこやはとこなどをすべて記載した親族図のようなものを作成したいかたもいらっしゃるでしょう。ですから書きたい家系図とそれを表記できる家系図ソフトが見つからないというかたもいらっしゃるかと思います。
手書きの家系図を書くうえでも同様で、各家ごとに、また、家系図を作ろうとお考えの方ごとに出来上がる家系図は全く異なったものになります。
今回作成したテンプレートは、とてもシンプルなものになります。戸籍で判明した方々のなかから直系ご先祖様とその兄弟姉妹を書くことを前提にしたものになっており、家系図にたくさんの情報を書きたい方には物足りないかもしれませんが、まずは一番最初に書いてみる家系図として、このテンプレートをご使用下されば幸いです。
家系図テンプレートの使い方
それでは実際に家系図テンプレートを使用した家系図を説明していきたいと思います。
その前に補足ですが、家系図には「このように書かなければならない」という決まりはありません。そのため、どのように書いても自由です。
でもそれではあまりにも漠然としすぎてかえって書きにくいとお思いの方もいらっしゃると思いますので、一般的な書き方例を使用して見本を作ってみました。
記載例はパソコンで書いた見本となっていますが、テンプレートは手書きでお使いいただけます。
テンプレート使用例ご紹介のページ
家系図テンプレート記載例（１）
まずは戸籍を調査し終えたら、自分と自分の直系ご先祖様のお名前だけを書いてみましょう。
なんだか寂しい気がしないでもないですが、先祖代々ずっと一人っ子であればこのような表記になりますし、シンプルですがこれでも十分に家系図であると言えます。
家系図テンプレート記載例（２）
次に、今度は自分やご先祖様に兄弟姉妹がいれば、このように書き入れてみましょう。
戸籍から判明した方々のうち、直系ご先祖様とその兄弟姉妹を記載した家系図です。
自分から見て５代上のご先祖様までが判明した場合には、このような家系図を作ることが出来ます。
家系図テンプレート記載例（３）
自分の５代上のご先祖様までが判明し、自分の子や孫の代までを家系図に記載した書き方例です。
全部で８代ですが、上の世代のご先祖様を横にずらして書くことによって一枚の家系図に納めることが出来ます。
家系図のテンプレートは６段となっていますが、７代以上記載する場合にもこのように書いていただくことが出来ると思います。
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自分で家系図を作りたいかたにオススメの一冊です。
１５年以上の戸籍実務経験とカルチャー教室での家系図作成講座の講師経験を生かし、一番やさしい家系図の本を目指して書きました。
戸籍の見本を使って丁寧に分かりやすく解説をしていますので、自分で家系図を作ってみたいかたや家系図の調べ方がわからないかたにオススメの書籍となっております。
家系図テンプレート 無料ダウンロード
上記解説で登場した家系図のテンプレートを無料でダウンロードしてお使いいただけます。
テンプレートはＡ３サイズです。Ａ３対応プリンターをお持ちで無い場合には、Ａ４に縮小印刷したりコンビニなどでＡ３でプリントしていただいてもよろしいかと思います。
下記画像をクリックしてご使用ください。
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