家系図作成料金、定額制と従量制どっちがお得？

多くの家系図作成業者さんのほとんどが、家系図作成の料金体系を定額制でおこなっている思います。

定額制の料金体系は家系図完成前に料金が確定しているメリットと安心感があると思います。
しかし、家系図はご依頼人様によって取得する戸籍の通数が大きく異なり、家系図に記載するご先祖様の人数も全く異なります。

そこで、当事務所では取得した戸籍の通数に応じた料金が公平であると考え、家系図作成料金は従量制を採用しています。

 

仮に全系統家系図作成をご依頼いただいた場合の定額制と従量制との違いを下記に図を用いてご説明いたします。
架空の家系図であり登場人物は全員それぞれ２０歳の時に出産をなさっていると仮定しています。

 

見本Ａ男さん（２０歳）がご依頼者様となり全系統家系図を作成する場合、見本Ｂ男さん（４０歳）・Ｃ子さん（４０歳）など、この図に記載されているすべてのご先祖様をさかのぼって戸籍を取得し家系図を書き上げていきます。

 

 

見本Ｂ男さん（４０歳）がご依頼者様となり全系統家系図を作成する場合、見本Ｄ男さん（６０歳）・Ｅ子さん（６０歳）のご先祖様をさかのぼって戸籍を取得し家系図を書き上げていきます。

しかしながら、見本Ｂ男さん（４０歳）がご依頼者様となる場合には見本Ｃ子さん（４０歳）のご先祖様をさかのぼることが出来ず、見本Ａ男さん（２０歳）がご依頼者様となる場合に比べて取得する戸籍も半分程度になり、家系図に記載するご先祖様も半分程度になります。

 

 

見本Ｄ男さん（６０歳）がご依頼者様となり全系統家系図を作成する場合、見本Ｈ男さん（８０歳）・Ｉ子（８０歳）さんのご先祖様をさかのぼって戸籍を取得し家系図を書き上げていきます。

しかしながら、見本Ｄ男さん（６０歳）がご依頼者様となる場合には見本Ｅ子さん（６０歳）のご先祖様をさかのぼることが出来ず、見本Ｂ男さん（４０歳）がご依頼者様となる場合に比べて取得する戸籍も半分程度になり、家系図に記載するご先祖様も半分程度になります。

さらに申し上げると、見本Ａ男さん（２０歳）がご依頼者様となる場合に比べて取得する戸籍も４分の１程度になり、家系図に記載するご先祖様も４分の１程度になります。

 

今回、かなり極端な事例でのご説明ですが、全系統家系図を作成するにあたり見本Ａ男さん（２０歳）と見本Ｄ男さん（６０歳）とでは取得する戸籍通数も大きく異なり、家系図作成に関する手間も大きく異なります。
このお二方を同じ料金で作成するのはあまり公平ではないと考え、当事務所では従量制の家系図作成料金体系を採用しています。

では、従量制の場合には取得した戸籍の通数によって無限に料金が加算されていったい費用がいくらかかるのか、といったご心配もあるかと思います。
そこで当事務所では上限の価格を設定し、取得した戸籍通数が多くなった場合でも一定の金額で家系図を作成できるような料金体系を設定いたしております。