古河藩士の調べ方

先祖が古河藩士であったと伝え聞いてはいるものの、その資料をお持ちでないというかたも多いと思います。古河藩士について、家系図作りに役立つ分限帳や侍帳といった家臣団の名簿などが掲載されている資料をご紹介いたします。

古河藩とは

古河藩（こがはん）は、江戸時代下総国葛飾郡を領有した藩。藩庁は古河城（茨城県古河市）に置かれました。
藩主：小笠原家→松平(戸田)家→小笠原家→奥平家→永井家→土井家→堀田家→松平(藤井)家→松平(大河内)家→本多家→松平(松井)家→土井家

「古河市史　資料　近世編（藩政）」

著者：古河市史編さん委員会　　　出版年：1979
下記の分限帳が掲載されています。
・利隆代正保分限帳
・利益代本庄分限帳
・利益代家中給帳并覚書
・宝暦八年古河分限帳（本多家）
・古河御知行并石代金渡方控（本多家）
・寛政分限帳
・天保十一年江戸表分限帳
・古河分限帳（文久頃）
・明治三年諸課役員士族等名面
国会図書館にも所蔵されており、図書館送信サービス対応書籍ですので、お近くの対応図書館でも閲覧することが可能です。

茨木県立歴史館

「古河藩系譜略」「旧下総国古河藩家士分限帳並土井家領分村々高附帳」「古河在住士族連名分限帳」などが所蔵されています。

「下総古河藩士系譜録」

古河藩士の系譜集。天保１１年１０月時点の調査に基づいたもの。
西尾市岩瀬文庫に所蔵されています。

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