棚倉藩士の調べ方
先祖が棚倉藩士であったと伝え聞いてはいるものの、その資料をお持ちでないというかたも多いと思います。棚倉藩士について、家系図作りに役立つ分限帳や侍帳といった家臣団の名簿などが掲載されている資料をご紹介いたします。
棚倉藩とは
棚倉藩(たなぐらはん)は、江戸時代に陸奥国白川郡棚倉地方を領有した藩。藩庁は白河郡棚倉城(福島県東白川郡棚倉町)に置かれました。
藩主:立花家→丹羽家→内藤家→太田家→松平(越智)家→小笠原家→井上家→松平(松井)家→阿部家
奥州棚倉藩主阿部家文書
学習院大学に下記3種の分限帳が所蔵されています。
・忠秋様御代慶安年中分限帳写(慶安年間)
・分限帳(文化年間頃)
・分限帳(嘉永2年)
阿部家文書の目録が下記ページで公開されています。
https://www.gakushuin.ac.jp/univ/ua/publication/
「福島県史 第8巻 (資料編 3 近世資料 1)」
著者:福島県 出版年:1985.5 国会図書館等所蔵
棚倉藩の分限帳が掲載されています。
「明治の士族 福島県における士族の動向」
著者:高橋哲夫 出版年:1980.12
会津藩をはじめとする10藩の出仕者名がまとめられており、明治初期の士族の氏名や役職を知ることができます。
国会図書館にも所蔵されており、図書館送信サービス対応書籍ですので、お近くの対応図書館でも閲覧することが可能です。
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