家系図作成に役立つ新発田藩士の調べ方

先祖が新発田藩士であったと伝え聞いてはいるものの、その史料をお持ちでないというかたも多いと思います。新発田藩士について、家系図作りに役立つ分限帳や侍帳といった家臣団の名簿などが掲載されている資料をご紹介いたします。

新発田藩とは

新発田藩は越後国蒲原郡新発田周辺を領有した藩。藩庁は新発田城（新潟県新発田市）におかれました。
藩主：溝口家

「新潟県史. 資料編 8 近世 3 (下越編)」

著者：新潟県 編　　　出版年：1980.3　　　国会図書館等所蔵
「寛文１０年４月　溝口宣直（新発田藩）分限帳」が掲載されています。
国会図書館デジタルコレクションで公開されています。

「新発田藩史料 第2巻」

著者：新発田市史編纂委員会 編　　　出版年：1988.6　　　国会図書館等所蔵
下記の分限帳等の史料が掲載されています。
・「世臣譜」(1792年)
・「慶長３年新発田江御入国之節、御供之諸士」
・「慶長１９年大坂冬御陣之節御人数之覚」
・「元和元年大坂夏御陣之節御進発御供之覚」
・「御相組給人名前」
・「寛文１０年溝口出雲守分限帳」
・「延宝９年覚書」
・「御在番人積」
・「宝永５年給人知行渡方帳」
・「宝暦８年給人知行渡方帳」
・「宝暦８年御配当帳、御扶持方帳」
・「享和元年新発田家中御役人名前留帳」
・「新発田藩武鑑」(1856年)

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