海軍軍歴証明書


家系図作りのために戸籍を眺めていますと、ご先祖様がどのように暮らし、どんな苦労をしてきたのかその様子を知りたくなることだと思います。ご先祖様に想いを馳せる資料として家系図や戸籍以外にも「軍歴証明書(軍人履歴原表)」というものがあります。

あまり耳慣れないかたも多いと思いますが、これは先の太平洋戦争で旧陸軍や旧海軍に所属していたかたの軍歴資料です。入隊日、所属部隊、階級、赴任地、疾病、賞罰などに関する記録で、兵籍簿などをもとに作成されます。

軍歴に関する記録は原則として旧海軍に所属していたかたの記録は厚生労働省が保管し、旧陸軍に所属していたかたの記録は終戦当時の本籍地を管轄する都道府県庁が軍歴資料を保管しています。

多くの役所では原則として三親等以内の親族であれば本人でなくとも取得できますが、申請者とのつながりがわかる戸籍などが必要になります。
しかし、終戦直前の入隊など、軍隊に所属した時期によっては記録が作成されることなく終戦を迎えた場合もあるようです。また、火災などによって焼失してしまっていたり、戦後の混乱で記録が滅失してしまっていることもあります。

父や祖父の軍歴を知りたい

そのような方々のために当事務所では軍歴証明書の申請や取得代行もいたしており、必要な戸籍の収集代行もいたします。
ただし、都道府県によっては代理人による申請を受け付けていただけないところもありますので、戸籍収集のみのお手伝いであったり申請書類の取得までのお手伝いとなることもあります。
さらには、軍歴を証明して欲しい対象者により近い世代の方が存命の場合にはそのかたからでないと申請を受け付けてくれないところもあるようです。(たとえば祖父の軍歴資料が欲しい場合において、父が存命の場合には父からの申請が必要となることもあるようです)
軍歴証明書の取得代行をご希望の方は、まずは下記お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡下さい。

なお、軍歴証明書は多くの役所で三親等以内の親族からの申請が出来ますが、当事務所では原則としてご依頼人様から見て父・祖父・曾祖父など直系先祖の軍歴証明書取得代行のみの受付とさせていただいております。父・祖父・曾祖父以外の傍系のかたの軍歴証明書を取得ご希望の場合には事前にご相談ください。

軍歴証明書は早めの申請がオススメです

先祖の軍歴証明書は取得できる親族の範囲が規定されています。規定は役所によって異なり、なかには六親等以内の親族から申請も受け付けてくださる役所もありますが、多くの役所では三親等以内の親族と規定されています。
つまり、自分から見て曽祖父は三親等なので軍歴資料を請求できますが、自分の子供世代になると四親等となるため、軍歴資料を請求できないことになってしまいます。祭祀主催者であれば三親等以内でなくても軍歴資料を請求できる場合もあるようですが、これは一部の役所の例外的な規定です。
そのため、いつしか取得できなくなってしまう先祖や戦争の記録を子孫へと伝えるため、軍歴資料はお早めに申請なさることをおすすめいたしております。

軍歴証明書取得代行費用

軍歴証明書

(1)戸籍などの必要書類を既にお持ちの場合
申請1件につき22,000円+実費(証明書発行手数料や送料など)

(2)戸籍をお持ちでない場合
上記(1)にプラスして、取得戸籍1通あたり5,500円(実費込み)

必要書類

当事務所にご依頼いただく際の必要書類です。

(1)ご依頼人様のご本人様確認書類(運転免許証など)
申請先の都道府県庁によっては2種類の本人確認書類が必要となることがあります。

(2)軍歴を証明されるかたとご依頼人様とのご関係がわかる戸籍

(3)委任状・申込書

(4)その他に役所から指示されるものや、軍歴を証明して欲しいかたの情報など

お申し込みの流れ

(1)まずは下記フォームに必要事項を入力して送信してください。

(2)折り返し当事務所からメールにてご連絡させていただきます。

(3)陸軍の場合には軍歴記録が存在するかどうかの事前確認をいたします。
もし軍歴記録が存在しない場合にはそこで完了となりますが、この場合には費用は不要です。
ただし私のほうで戸籍を取得して事前確認をした場合には、取得戸籍1通あたり5,500円をいただくことになります。

(4)軍歴記録が存在する場合にはご依頼人様にお申込書や委任状をお送りさせていただき、ここで正式受任となります。
お申し込みに当たって22,000円をお支払いいただきます。

(5)軍歴証明書が取得できましたら、残金お支払い後に発送させていただきます。

ご注意事項

まずは軍歴証明書が存在するかどうかの事前調査からスタートとなります。

事前調査をするに当たっては軍歴を証明されるかたの終戦当時の本籍地や出生死亡日などの情報が必要となり、わからない場合には戸籍を取得して確認する必要があります。そのため戸籍を取得して役所に問い合わせしてみたものの、軍歴記録が残っていなかったということも考えられます。
この場合には、戸籍取得手数料として取得戸籍1通あたり5,500円をいただくことになりますのでご了承ください。

海軍の軍歴記録を管轄する厚生労働省では記録保管の有無を事前に教えていただくことは出来ず、また、陸軍の記録についても記録保管の有無を事前に教えていただけない都道府県庁もございます。この場合には必要書類を取りそろえて申請し、軍歴証明書を発行していただけるのかそれとも軍歴記録が残っていなかったという回答をもらうことになるのか、どちらかになります。

実際に申請をしてみたものの軍歴証明書を得られなかった場合には手数料として11,000円+実費をいただき、さらに私のほうで戸籍を取得した場合には取得戸籍1通あたり5,500円をいただくことになりますのでご了承ください。

陸軍所属であっても抑留記録や留守名簿といった資料が厚生労働省に保管されていることがあります。都道府県庁と厚生労働省双方から資料取得をご希望の場合には2件分の申請費用:44,000円となります。

陸軍の軍歴証明書発行までの期間は都道府県庁により異なり申請から発行まで1週間から1ヶ月ほどですが、多くの場合は申請から10日間ほどで軍歴記録が取得できます。海軍の場合には申請から発行までは2~3ヶ月程度かかります。

お申込みは18歳以上のかたからのご依頼のみとなります。何卒ご了承くださいませ。

海外在住のかたからのご依頼もお引き受けいたしております。

軍歴証明書お申し込み・お問い合わせフォーム

軍歴証明書取得代行は全国よりご依頼いただけます

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    お客様から見て、軍歴を証明して欲しいかたの続柄


    終戦当時の本籍地


    終戦当時の所属
    旧陸軍旧海軍不明


    軍歴を証明して欲しいかたの出生死亡日


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     確認OK!

    上記フォームからの送信がうまくいかない場合は、お電話・FAX・メールでも受付いたしております。
    TEL:046-296-9300(平日 09:00~17:00)
    FAX:050-3730-8291(24時間送信OK)

    お知らせ

    読売新聞様の戦後70年特集の中で、軍歴証明書に関する記事の取材に協力させていただきました。

    読売新聞 軍歴証明書
    2015年3月17日読売新聞夕刊

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